メイクの仕事をしていますサト(@satomake12)です。
先日メイクのアシスタント面接を受け、無事採用になりました!
「一般的な面接とは違うんだろうな」と、いったい何を聞かれるのか想像もつかなくて、当日までとても不安でした。
そこで、実際面接を受けてみて“いったい何を聞かれたのか”を、今回は書いていきます。
わたしの場合、提出したポートフォリオも功を奏したと感じているので、その記事も次回書きますね。
メイクアップアーティストを目指す方は、要チェック!
Contents
押さえておきたい!必ずされる質問
アシスタントに求める条件は、人それぞれだと思います。
”必ずされる質問”というのは、わたしが数多くのヘアメイクさんのアシスタント求人をチェックして、かなりの数の方々が重視(必須に)していた点です。
必ず聞かれると思ってよいレベルの要点なので、押さえておきましょう。
都内限定?居住場所
東京が拠点なら、これは100%言われます。
そもそも、都内在住者というのが応募時の必須項目です。
埼玉など、場所によっては都内まですぐだしイケるのでは?と思うかもしれませんが、夜中の2時3時に仕事へ向かうことはザラです。
公共交通機関はあてにできません。
この仕事に、始発も終電もないんです。
となると、都内そして事務所近くに家を借りるのが最善になります。
家賃相場が高くなってツライですが、肉体労働の上、交通で疲弊しないために都内在住は必須です。
普通自動車免許の有無
これも9割ほどの求人で見ました。
先輩や道具を車に乗せて、1番の下っ端の運転で現場に入る…というのは多いです。
学生時代、ヘアメイクのアシスタントをしていた頃も、事務所の先輩が運転する車に乗せていただいて、現場入りしていました。
高校時代、『都会に行くんだから車乗らん。免許要らないでしょ」と安易に考えていた自分に教えてあげたいです…(メイクのために後に取得しました)
やっていきたい夢が応援されているか
「やはりハードな仕事。ツライことも、心が折れることも、多々あります。そんな時に、精神的な支えになる人が居ることは大事。」
わたしも大好きな、某ヘアメイクさんが求人を出されたとき、そう仰っていました。
近しい人に、夢を応援されているのかどうか、重要視されるみたいです。
わたしも面接時「前アシスタントはご家族の意向もあって卒業したんだよね」と、伺いました。
やっぱり肉体的にも、精神的にも、金銭的にも苦しいです。
だから、本人の夢を追う気持ちだけでなく、周りの理解が必要なんだと。
体力・年齢
”体力に自信のある方”という項目も、本当によく見られました。
そのためか、年齢制限があるところも多く、
25歳・30歳
このどちらかの年齢制限が、半数以上の求人で見られました。
わたしは採用に至りましたが、面接時27歳。年齢に関しては不利だなと覚悟していました。
なるべく早い行動を、おすすめします。
意外?アーティストらしい質問集
一般企業だとなかなかなさそうな、いかにもメイクアップアーティストらしい質問もされました。
好きな雑誌
「好きな雑誌はなんですか?」と聞かれたとき、それっぽい質問キター!!ってなりました(笑)
ちなみにわたしは、「○○をよく読みますが、基本的に△△さんが好きで…」と出版社さんを指定しました。
紙フェチ・装丁フェチとしては、ツボな本をたくさん出版されていて大好きだったんですよね。
雑誌で1番最初に目がいくところ
「雑誌を見て、どこに最初に目がいきますか?」
この質問、困ったー!!!
みなさんは最初にどこに目がいきますか?聞いてみたい…
困った挙句、「髪と、リップ…のつぎに服ですかね…」と、しどろもどろになりながら答えました。
メイクです!!っていうのも安易な気がして(笑)素直に答えました。
いや~何が正解だったのか。正解はなさそうだけども。
好きな洋服ブランド
「好きな洋服のブランドはなんですか?」
洋服大好きマンだから、好きなブランドたくさんあるんだけど、とっさに出てこないもんで。もっと色々あったんだけどな。
出てきたのが、mameとTOGA。大好きなのに、まだ買えてないブランド2つ。
仕事がんばって絶対買うんだ!と、決めています。
好きな世界観はなんですか??
”メイクアップアーティストの面接でされた質問”と聞くと、なるほど!な質問ばかりですが、一般企業ではなかなかされない質問ばかりではないでしょうか。
面接を終えてみて、どこをチェックされるか実感したのは、なにが好きで、なにを見てきたのか。
「モテ系ファッションやメイクが好きです!」って人が、かなりアート性の強いメイクさんに師事する…とか、おかしいですよね?
「なんで?」って、そりゃなります。
どういう世界観が好きで、だから誰に師事したいのかちゃんとハッキリしているか。
ここが自分の中でハッキリしていたら、きっと気持ちは伝わると思います。
次回は、功を奏したポートフォリオのポイントを書きますね!
サト